元登録販売者で敏感肌もちのゆんです!
毎日のオーラルケアはしっかり選んで自分に合うものを使っていますか?
私は学生の頃は親が買ってきた歯ブラシや歯磨き粉を使っていました。
小学生の頃お菓子ばかり食べていたのもありますが、歯科検診にいつもひっかかって1年中歯医者に通っていました・・・。
そんな私でも今では定期健診に行っても虫歯が1本もないと言われるようになりました。
どんなケアをしているのか、私が実践しているオーラルケアについて紹介します。
オーラルケア方法
私が実際行っている手順は下記に書きました。
- 液体歯磨きで口内洗浄
- 歯磨き粉を歯ブラシにつけてブラッシング
- デンタルフロスで歯の隙間を掃除(歯の隙間が広い方は歯間ブラシ)
- 美白液を歯につけてセルフホワイトニング
液体歯磨きをつけたら歯磨き粉はつけなくてもいいのですが、年齢を重ねるにつれて口臭が気になってくるので使っています。
液体歯磨きには研磨剤が入っていないので歯磨き粉を一緒に使っても特に歯には問題ないです。
今回は手磨きで紹介します。
その理由として若い方にはまだ電動歯ブラシは使わなくてもいいからです。
歯をゆっくり磨く時間がない方や、矯正をされている方、歯ブラシが難しい方にはいいですが、まだ歯が強い方は表面を磨きすぎて歯がもろくなる危険があります。
電動歯ブラシは歯ブラシの代わりに使えばいいと思っている方がいますが、電動歯ブラシを使う時は、歯磨き粉は研磨剤フリーのものを使ったり、歯の負担を減らして使う必要があります。
いつも使っている歯磨き粉を使えば必然的に歯が必要以上に削れるので30代くらいまでは必要ないかなと思います。
オーラルケア用品の選び方
液体歯磨き
液体タイプのオーラルケアには洗口液と液体歯磨きの2種類があります。
違いについては下記の表にまとめました。
使い方 | 効果 | |
洗口液 | 口に含んですすぐ |
歯垢・口臭の口内トラブルを防ぐ |
液体歯磨き | 口に含んですすいだ後ブラッシング | 歯の間までいきわたり、研磨剤が入っていないので歯に優しい |
医薬部外品の場合はすすがない方が薬用成分の効果が長続きします。
しかし気になる場合は軽く水ですすいでもOKです。
液体歯磨きは研磨剤が入っていないので電動歯ブラシを使うときにもおすすめ。
製品によって使い方が異なる場合があるので確認してから使ってください。
歯ブラシ
歯ブラシには毛の硬さ・ヘッドの大きさ・毛先の形・柄の形に違いがあります。
自分に合ったものを使えていますか?
下記に違いをまとめたので自分の歯にはどんなのがいいか考えながら読んでみて下さい。
歯ブラシの使用目安は1か月なので定期的に交換してあげましょう。
毛の硬さ
硬さのおすすめは「ふつう」です。
磨きすぎは虫歯や知覚過敏の原因になるので、優しく磨いてあげてください。
メリット | デメリット | |
硬め | 一番汚れが落ちる |
歯茎が傷つきやすく下がりやすい |
ふつう | 硬めとやわらかめのいいとこどり | なし |
やわらかめ |
歯茎が傷つきにくい 歯茎の腫れ・歯周病で出血しやすい人 におすすめ。 |
汚れを落とすのに時間がかかる |
ヘッドの大きさ
一般的には縦3列小さめヘッドが適正です。
目安として上の前歯2本分の大きさのものを選びましょう。
大きすぎると奥歯や細かいところに毛先が届きにくく、磨き残しが多くなります。
口が小さい方は特にヘッドの小さいものがおすすめです。
ただ、ヘッドが自分の口に対して小さすぎると細かいところまで磨くことはできても時間がかかっていますため、自分の口にあったサイズを選びましょう。
毛先の形
毛先の形には「ラウンド(円状)」「テーパード(毛先が細い)」「シリンダー(水平)」の3種類が一般的に言われています。
ラウンドと、シリンダーは歯の表面についたプラークを効率よく落とすことが出来るので虫歯予防に効果があります。
テーパードは毛先が細くなっているので、歯と歯茎の境い目に届きやすく歯周病予防に効果があります。
柄の形
柄の形はほとんどストレートのものが多いですが、磨きやすいように柄が少し曲がっていたり、しなりやすくなっているものがあります。
自分が握りやすいものや、好みに合わせて見つけてみて下さい。
歯磨き粉
上記に液体歯磨きについては記載したのでここでは、歯磨き粉について記述します。
目的で選ぶ
歯磨きの使用目的は大きく分けて下記の3つがあります。
- 虫歯予防
- 歯周病・口臭予防
- ホワイトニング対策
詳しく説明していきます。
虫歯予防
虫歯予防で選ぶとしたら「高濃度フッ素」が配合された歯磨き粉を選びましょう。
フッ素には、歯をコーティングすることで酸から守り、歯の再石灰化を促す働きがあります。
現在フッ素の配合量の上限が1500ppmとなっているので、配合量の多いものを選ぶようにしましょう。
長時間磨くと効果を感じやすいため、低発泡タイプの歯磨き粉を選ぶと口の中が泡であふれにくく磨き続けることが可能です。丁寧に磨いてあげましょう。
歯周病・口臭予防
歯周病予防をしたい方は殺菌効果の高く、歯茎の血行促進や炎症を抑える成分が配合された歯磨き粉を選びましょう。
すでに歯茎が弱っている方は研磨剤フリーの歯磨き粉がおすすめです。
口臭が気になる方は、舌ブラシを併用しながらニオイの原因菌を分解・除去してくれる口臭ケアグッズを使ってみて下さい。
ホワイトニング対策
歯のくすみや着色汚れが気になる方は、ホワイトニング成分が配合された歯磨き粉を選びましょう。
ポリリン酸ナトリウムやデキストラナーゼ、PEG-8といった清掃剤で、歯の表面についた汚れを浮かせて歯本来の白さを取り戻す効果が期待できます。
また定期的にコーティングケアをすることで汚れがつききなります。
デンタルフロス
そもそもデンタルフロスって何?という方のために簡単に説明すると繊維を束ねて細い糸状を歯間に挟んで動かすことにより、食べかすや歯垢などの汚れを清掃する用具です。
歯医者さんでクリーニングしてもらう時にいつも仕上げにしてもらったこともあるのではないでしょうか?
デンタルフロスを使うことで、歯ブラシでは6割しか歯垢は落とせず、フロスを使うことで8割の歯垢が落とせると言われています。
歯間の汚れはなかなか歯ブラシでは取りきれないのでフロスの使用は必須です。
デンタルフロスの選び方についても違いを説明します。
デンタルフロスにはホルダータイプとロールタイプがあります。
- ホルダータイプ…プラスチックのハンドルに糸が固定されているもの。
- ロールタイプ…糸だけを巻いてケースにセットされているもの。
下記の表にメリットとデメリットをまとめました。
メリット | デメリット | |
ホルダータイプ |
扱いが簡単。 初心者の方やお子様におすすめ。 |
歯並びの悪い方、詰め物やかぶせを治療してすぐの方には糸が固定されているため角度がつけづらくやりにくい。 |
ロールタイプ |
コスパが良い。 好きな長さで使える。 歯並びの悪い方、詰め物、かぶせをされている方におすすめ。 |
慣れるまで使いづらいため、綺麗に汚れを落とせるようになるまでに時間がかかる。 |
ホルダータイプ・ロールタイプ
糸の種類
デンタルフロスの糸にはナイロン・ポリエステル・ポリエチレンの3種類があります。
この3種類の特徴とメリット・デメリットをまとめました。
メリット | デメリット | |
ナイロン |
歯間に絡みつくしつこい汚れや歯垢を しっかり落とせる。 |
人によっては歯茎に痛みを感じる |
ポリエステル |
痛みを感じにくいため歯茎を傷つけず、 歯の根っこぎりぎりまで汚れを取り除ける |
極細の繊維の束で汚れが取りやすいが、力を入れすぎると切れやすい |
ポリエチレン | とくに歯間のせまい方でも使える。 | 糸が細いため歯の状態によって汚れを落とすのに時間がかかる。 |
ロールタイプ
ロールタイプにはホルダータイプにはない効果があります。
特徴のひとつがワックス加工です。
ワックスの有無
メリット | デメリット | |
ワックスあり | 滑りやすくスムーズに歯面を清掃できる。 歯間の狭い方やロールタイプが初めての方におすすめ。 | ワックスなしに比べて清掃性がやや劣る。 しかし、時間をかけてやればok。 |
ワックスなし | 摩擦力が高く、歯垢などの清掃効果が高い。 ロールタイプに慣れている方で、清掃効率にこだわる方にはおすすめ。 | 歯間に入れるときに滑りにくく慣れが必要。 |
エクスバンド
エクスバンドとは口内の唾液でふくらむデンタルクロスです。
糸が膨らみ歯間にフィットすることで清掃効果が高まります。しかし、歯間の隙間が膨らんだ糸よりせまいと、歯茎を圧迫して傷つける恐れあります。歯間の広い方におすすめです。
ロールタイプならではのオーラルケアのプラスポイント
ロールタイプには下記のプラスポイントがある製品があります。
- フレーバー配合・・・オーラルケア後の口臭ケア効果
- クレンジング成分配合・・・歯間の着色汚れ予防
- フッ素配合・・・虫歯予防
気になるものがあればぜひ購入の際参考にしてみてください。
歯間ブラシとフロスの使い分け
私は最初分からず歯間ブラシとフロスを両方していました。
しかし、歯医者を受診した際教えてもらったのですが、歯間ブラシとフロスの使い分けは歯間の幅の広さによってどっちを使うのか変わってきます。
- 歯間が狭い→フロス
- 歯間が広い→歯間ブラシ
歯間が狭いのに歯間ブラシを使ってしまうと隙間がないのにねじ込むことになり、歯茎が下がりやすくなります。
逆に歯間が広くフロスを使うと2本の歯の側面を磨くには難しいからです。
セルフホワイトニング
サロン・自宅・歯科医院とホワイトニングの方法がありますが、それなりに歯が白けばいいかなと思っています。
セルフでできるホワイトニングケアとして下記の方法などがあります。
- ホワイトニング効果のある歯磨き粉
- 歯の消しゴム
- ワックスコーティング
- 美白美容液
ホワイトニングケアで一番大切なことはずっと続けれることを選ぶということです。
続かくなると歯は黄ばみや、くすんでしまいます。
続けられるケアを自分で見つけてみてください。
おすすめオーラルケア用品
私自身使ってよかった製品を紹介します。
液体歯磨き
年齢を重ねると寝起きの口臭が気になりませんか?
液体歯磨きを始めてから私は口臭が気にならなくなりました。
夜この液体歯磨きを使い始めてから、歯磨き後のすっきり感が朝起きるときまで続きます。
ラクレッシュ
ラクレッシュは80歳まで20本自分の歯を残そうというコンセプトで虫歯になったことのない人の口の中から発見されたヒト由来の乳酸菌を使って開発されました。
歯周病を防ぎ、ホワイトニング効果や、知覚過敏緩和の効果があり医薬部外品です。
乳酸菌からできているため少し甘味を感じます。
歯みがきジェルは高濃度フッ素1450ppm配合で研磨剤不使用の歯磨き粉です。
殺菌剤不使用のため口腔内の善玉菌を活かした口腔ケアができます。
液体ハミガキは低刺激処方でとろみがあるので歯全体にいきわたりやすく、すみずみまでオーラルケアを行うことが出来ます。
液体ハミガキジェルもしくは液体ハミガキをおこなったあとマウスウォッシュをすれば寝起きの口臭や口内のネバネバを防いでくれます。
デメリットは
低刺激処方と記載されているが、意外とピリピリ感が強め
液体ハミガキやマウスフォッシュは低刺激のノンアルコールと書かれていますが、市販で販売されているノンアルコールの製品に比べてピリピリを感じやすいです。
そうしてもアルコールのピリピリ感が苦手な方には不向きだと思います。
歯のツルツル感や、歯周病の歯茎の腫れには効果を実感しやすいため、ラクレッシュの歯磨きジェルと、液体シリーズを自分に合った他のものを使用するのもいいと思います。
下記リンクの歯みがきジェルと液体ハミガキ・マウスウォッシュのセットを使えばオーラルケアを細部まで行うことが出来ます。
歯ブラシ
いつもの歯磨きでどうしても細かいところまで汚れが落ちていない気がしてこの歯ブラシに変えたところ細かいところまでしっかり汚れがとれて歯がツルツルになりました。
いつも安い歯ブラシを使っていましたが、歯ブラシを変えるとここまで変わるんだということに感動です。
シュミテクト 歯やさしく歯周ケアハブラシ やわらかめ
私がいろいろな歯ブラシを使ってシュミテクトの歯ブラシで特にやわらかめが一番よかったです。
上記で歯ブラシの選び方のところでふつうが一般的と書きましたが、毛の硬さや形をいろいろ試した中で歯茎や、歯と歯の間、奥歯まで磨けました。
ヘッドの大きさもコンパクトなので1本1本磨きやすくフロスを週1回でも虫歯になりにくかったです。
デメリットは
やわらかめだけ売り切れや取り扱いがない事が多い
私の感覚かもしれないのですが、買いに行くといつもやわらかめだけ売り切れていたり、取り扱いがないことが多いです。
なので値段が安くなっている時にまとめて何本か買うようにしています。
シュミテクトの歯ブラシを使う方は歯周病で悩まれている方が多いので、歯ブラシが当たると痛みを感じたり出血するためやわらかめを選ぶ方が多いのだと思います。
歯磨き粉
歯磨きするなら歯は白くなるほうがいいと思いませんか?
この歯磨き粉は上記でも書いたのですが、フッ素が1450ppm配合されているため、歯が虫歯になりにくくホワイトニング効果もあるのでいいとこどりのできる歯磨き粉です。
何回か使っていると効果を実感できますよ。
ライオン ブリリアントモア
ブリリアントモアは美白ケアができる歯磨き粉です。
今までいくつか歯磨き粉や、美白液を使ってきましたがブリリアントモアを使って歯磨きをした後が一番白くなったように感じました。
ステインを浮かせる成分がダブルで配合されているため、汚れが浮きやすく研磨剤で汚れが落としやすくなっています。
香味がナチュラルペパーミント、シトラスミント、アプリコットミントの3種類あります。
個人的にはシトラスミントがすっきり柑橘系な感じが好きです。
デメリットは
研磨剤が入っている為電動歯ブラシを使用している方にはおすすめできない
研磨剤が入っているので電動歯ブラシを使ってしまうと歯の表面を削りすぎてしまい歯がもろくなりやすいです。
なので電動歯ブラシを使わない時に使うか、研磨剤不使用の美白歯磨き粉を使用して下さい。
デンタルフロス
虫歯になりやすい方の特徴に歯と歯の間の磨き残しによって虫歯になりやすくなります。
最低週1回ケアするひつようがあります。
デンタルフロスをすることで口臭ケアにもなるのでぜひ定期的にしてください。
ライオン クリニカデンタルフロス
特にデンタルフロスを使った事のない方でもやりやすいのが、クリニカデンタルフロスです。
クリニカデンタルフロスは持ち手がY字になっているため奥歯の歯間までしっかりフロスをすることが出来ます。
フロスをする時の方法として左右に動かしながら歯間に入れて抜く時も左右に動かしながら抜いてください。
そうするとフロスを入れやすく、抜きやすいです。
だいたいフロスをする頻度は1週間に1回程度でいいそうですが、忘れやすい方は毎日1部分ずつやり、1週間で歯全体が出来ればいいと歯科衛生士の方に教えてもらいました。
毎日できるのが理想ではありますが、私はだいたい週に2回~1回はするようにしています。
口臭や虫歯の原因になるのでできるだけやるように心がけましょう。
デメリットは
- 使い捨てのためお金がかかる
- 歯間の幅によって糸の太さが合わない
基本的にフロスは使い捨てのため毎日使えば使うほどお金がかかります。
クリニカデンタルフロスはフロスの糸が強いため洗って2~3回使えます。
糸の太さは買う時に試すことが出来ないので20代.30代の方にはクリニカデンタルフロスはいいと思います。
しかし歯間が広くなっている方は、糸の太さが太めのものや、もしくは歯間ブラシをお使いください。
使いにくいかもしれませんが唾液で糸が太くなるフロスもあるので自分にあるものを見つけてみましょう。
セルフホワイトニング
シマボシに出会ってから歯が白くなったねと会う人に言ってもらえるようになりました。
セルフホワイトニング難民の方にはぜひ1度試してみていただきたいです。
使うととりこになりますよ。
シマボシ 3Dホワイト
シマボシは注射器の様な容器に入った歯磨きジェルで歯磨きをするタイプの美白ケアです。
容器は1本2回分で1箱4本セットで1か月集中ホワイトニングプログラムになっています。
ミントグレープフルーツのさわやかなフレーバーで泡立ちの少なく歯をコーティングしてツルツルにしてくれます。
デメリットは
- 1か月使ってもホワイトニング効果は感じにくい
- 1か月分約4000円と市販では高め
1か月使ってみましたが歯がツルツルした感じはありますが、白くはなりませんでした。
調べてみると、歯の本来の白さを戻そうと思うと歯医者さんでホワイトニングをしないと難しいようです。
なのでどうしても歯を真っ白にしたいという方は歯医者でホワイトニングを行ったあとに、シマボシのホワイトニングなどを使って維持していくしかありません。
市販の商品では1か月4000円のホワイトニングというのは高めではありますが、市販品の中では表面の汚れが取れやすく歯が少し明るくなった印象です。
気になる方は下記のリンクから購入してみて下さい。
【まとめ】肌と同じように歯もみられている
今回はオーラルケアやおすすめのケア用品について書きました。
オーラルケアをそこまでこだわってこなかった方の参考にしていただけたら嬉しいです。
スキンケアにはこだわるのにオーラルケアにこだわる人は少ないと言われている現代に歯の健康にも気を配っていただけたらと思います。
マスク生活が終わった時に肌は綺麗なのに歯が・・・と言われないように今から準備しておきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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