元登録販売者で敏感肌もちのゆんです!
花王から発売されているキュレルというスキンケアブランドを使ったことはありますか?
敏感肌といえば一番に思い浮かべるスキンケアブランド名だという方もいらっしゃると思います。
それくらい身近なブランドでドラッグストアなどでも発売されています。
ですが、
キュレルってこんなに安価でセラミド入ってる?
キュレルって敏感肌に効果あるの?
と疑問に思っている方もいると思います。
そもそも敏感肌ってどんな肌なの?と思われた方はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
私の個人的な使ってみての感想としては、
キュレルだけでは効果を感じなかった。
と、思いました。
詳しく説明していきます。
キュレルの効果とは
キュレルは乾燥性敏感肌の方向けのスキンケアです。
キュレルには『セラミド』という下記の効果をもっている成分が配合されているということで、注目されています。
アトピーがでているところに塗ると、しみたり痒みがでた。
とても肌にいいことづくめなのですが、私には合わず使い続けれなかったです。
ですが、アトピーの症状があまり出ていない時にキュレルを3か月ほど使ってみました。
しかし
肌荒れが改善するわけでもなく、悪くもならないかな。
という感じでした。
キュレルについて調べたところなぜ私は効果を感じなかったのか分かりました。
キュレルに配合されている成分はセラミドが使われている製品もあればセラミドが入っていない製品もある。
しかも、キュレルに入っているセラミドは疑似セラミド(合成セラミド)と言われる化学的に合成された成分でした。
セラミドの種類
化粧品に使われるセラミドには4種類あり、違いは下記の表にまとめました。
特徴 | |
ヒト型セラミド (セラミド2、セラミド3) |
人間の体内にあるものと最も構造が似ている 種類がたくさんある 保湿力、浸透力が高い 値段が高い |
植物性セラミド (米ヌカスフィンゴ糖脂質) |
米やとうもろこし、大豆などの植物から取り出された天然のセラミド 植物由来のため肌に優しく値段が安いが、やや浸透力は劣る 原材料アレルギーの方は使えない |
天然セラミド (ビオセラミド、セレブロシド) |
哺乳類由来のセラミドで皮膚への浸透性がよく高い保湿効果が期待できる 値段は高価 |
疑似セラミド (ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド) |
人のセラミドに似せて作られたもの 石油から合成されたもので浸透力は劣る 大量生産可能なため安価 |
上記の表のようにキュレルに含まれる疑似セラミドは、セラミドの成分の中で一番効果が感じづらいです。
セラミドケアをしたいという方は選び方として下記2点を意識するといいでしょう。
- 「ヒト型セラミド」が配合されたものを選ぶ
- セラミドをナノ化してセラミドの吸収を高める効果があるものを選ぶ
ちなみにETVOSはヒト型セラミドを使用しています。
乾燥肌の方は肌が敏感なため無添加処方のセラミド製品を選びましょう。
セラミドケアの1番大切なこととして長く使い続けるという事が大事です。
自分の気に入った製品を使いましょう。
キュレルのおすすめの使い方
キュレルのおすすめの使い方としては、セラミドが入っている製品で、下記の使い方がいいのかなと思いました。
キュレルだけで肌の調子が良くなるというのは難しいかなという感じです。
キュレルでセラミドが配合されている製品
上記の製品のみでした(キュレル公式サイトより)。
なのでできるだけ自分の肌悩みにあった、セラミドが含まれる製品をうまくスキンケアのラインに取り入れたらいいかなと思いました。
かずのすけさんがキュレルについて紹介されています。
2023年7月から化粧水にもセラミドが配合されました。
気になる人は動画を参考にしてみてください。
キュレルを使うといい人
では、キュレルを使うといい人は下記に当てはまる方にはおすすめだと思います。
ファーストセラミドケアには手頃で使いやすい感じがします。
キュレルのスキンケアシリーズで美白シリーズ以外には抗炎症剤の成分が含まれていたので、ライン使いしてしまうと抗炎症剤の過剰摂取により副作用が起きる可能性もあります。
なので単品使いがいいかと思います。
美白シリーズには抗炎症剤の記載はありませんでした。
【まとめ】セラミドを取り入れたいなら製品を使い分ける必要がある
今回はキュレルのセラミド製品について書きました。
私も調べるまでキュレルの製品でセラミドが入っていない製品があるのは知りませんでした。
パッケージにセラミドケアと書いているのに・・・。
世の中には知らないと損することがたくさんあります。
しかし、調べればいくらでも情報としてあります。
自分が気になる事は一度調べるというクセをつけて、正しい知識をもってスキンケアなども選んでいただけたらと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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